まあそんなことは私が言わなくても商売をしている人なら百も承知のことだと思いますが、言うは易し、行うは難し。特に物事はおしなべて好調の時に間違いの種が育っていくものだ。そう考えると、ブームの中にあって、ただお客さんに喜んでもらうこと、周囲に迷惑をかけないこと、そして調子に乗って儲け過ぎようとはしないこと、これを守り通した「うどん県」の基軸通貨を生み出す人たちの真っ当な心意気に、改めて経済とは何か、お金とは何かについて、深く教えられたのである。
사누키 우동을 먹으러 전국에서 몰려와도 우동 가격을 올리지 않고 손님을 기쁘게 하고 주위에 폐를 끼치지 않는 등 ‘우동 현‘의 기축통화를 창출한 사람들의 정직한 기개를 느끼고 경제란 돈이란 무엇인가를 갚이 생각하게 된다.
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恐るべし讃岐うどん。 しかし、まさに恐るべきはうどん県の人々なのでありました。兎にも角にも、私も讃岐という地に縁を得て、お金を使わぬ暮らしがすっかり身につき、まさに人生の折り返し地点において「お金を使わなくても、ッピーなライフスタイル」を着実に身につけていくことになったのである。
두려워해야 할 사누키 우동 진짜 두려워 해야 할 것은 사누키 우동 현 사람들이었다. 결국 그 덕분애 돈을 쓰지 않아도 행복한 라이프 스타일을 착실히 배우게 되었다.
- P68
「いつから」というのは、少なくとも定年前の方がいいように思えた。いやもちろん定年後でもいいと思うが、やはり人様にその時期を区切られるのでは、何だかんだ言って日々の雑事に追われて準備も決意も不十分なまま何となくズルズルその日を迎え、結局いつだかわからぬまま「老後」というぼんやりした時間に突入してしまいそうである。体力的な問題もある。何か新しいことを始めるためには相応のエネルギーが必要だ。もちろん個人差が大きい問題だが、私の場合は60歳では少し遅いような気がする。そんなこんなで、何となーく「50代」 「林住期」というのが、どうも私の心の底に渦巻いていたらしいのである。-
아무런 준비도 하지않고 있다가 노후를 맞이하거나 무언가 새로 시작하기에 60세는 늦은 감이 있다는 생각에 50세에 퇴사하겠다는 목표를 잡고 이전의 삶에서 변화되어 간다.
- P75
要は私のやりたいことをどう実現できるかが重要なわけで、それは自分が偉くならなきゃできないとかじゃまったくない。私は朝日新聞の社長じゃないけれども、考えようによっては社長以上に自分の思う通りに会社を変えられることもあるんじゃないか。
생각하기에 따라 용기를 내어 목소리를 낼 수 있다면 회사를 좋은 쪽으로 바꾸어 갈 수 있다. - P88
しかし私の実感では、ことはそう単純ではないように思えるのです。というのも、私がこうして積極的に仕事や課題を見つけて取り組み始めたのは、「お金をもっと欲しい」という動機とは何の関係もなかったからです。むしろ、その逆だった。
월급에 연연하지 않으면 일이 재미있어진다 - P93
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