죽음의 키스 (Near Dark, 1987)

칼립(Caleb Colton: 아드리안 패스다 분)은 메이(Mae: 제니 라이트 분)와의 첫번째 만남에서 호감을 느껴 데이트를 하지만 새벽이 다가오자 그녀는 마지막 키스의 혈흔만을 남긴 채 홀연히 사라진다. 메이는 태양을 피해 살 수 밖에 없는 뱀파이어 일당의 일원이었다. 이들의 희생물이 된 칼립은 마지막 순간에 메이의 도움으로 목숨을 건지는데, 이미 햇빛에 노출되어 온몸이 타들어가는 증세로 무자비한 살륙을 일삼는 테러 집단의 일원이 된다. 한편 칼립의 아버지 로이(Loy Colton: 팀 토머슨 분)와 여동생 사라(Sarah Colton: 마시 리즈 분)는 그를 찾기 위해 끈질긴 추적을 벌여 변두리 모텔에서 칼립을 발견하지만 일당에게 다 잡히고 만다. 격투 끝에 탈출한 칼립의 아버지의 헌신적인 치료로 정상인이 되는 데 그 사이 사라가 일당에게 납치당한다. 메이와 사라를 구하려고 나선 칼립에게는 무서운 보복만이 기다리고 있다.

커티스 핸슨 (Curtis Hanson) - 대표작 - [뱃 인플루언스], [요람을 흔드는 손], [LA 컨피덴션], [원더 보이즈], [8 Mile]

전직사진작가이며, 영화잡지의 프리랜서 기고가였고 편집자이기도 했던 커티스 핸슨은 자신의 다재다능함을 저예산 서스펜스 스릴러물의 각본에 쏟아부으며 영화계에 발을 디뎠다. 그 결과 로저 코먼이 제작한 [던위치 호러]의 공동 각본가로 출발했으며, [침묵의 동반자], [마견] 같은 수작의 각본가로 이름을 날린다.

감독 데뷔는 각본가로 데뷔한 그 해 [달콤한 살인]으로 출발했는데, 그 후 몇 번의 외도는 있었지만 꾸준히 심리적 스릴러물에 천착하는 성실함과 이른바 미국 백인 중산층의 무의식적 틈새를 교묘히 파고드는 번뜩이는 아이디어와 역량으로 영화적 승부수를 띄웠다. [뱃 인플루언스], [요람을 흔드는 손] 등이 그러한 축의 영화이다.

1997년 발표한 [LA 컨피덴션]은 로만 폴란스키의 [차이나타운]의 계보를 잇는 90년대 필름 누아르의 걸작으로 평가받고 있다. 이 작품으로 그는 아카데미 각본상을 받을 만큼, 스토리와 연출 양쪽에서 균형잡힌 능력을 과시하고 있다.


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키노 2004-11-19 18:29   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
왜 글 제목이 야쿠자 형사 콘돌이 되는지요???

물만두 2004-11-19 18:33   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
야쿠자형사 콘돌을 보면 등장하는 영화 작품들입니다. 이 페이퍼는 만두가 책을 읽고 그 책 안에 등장하는 또 다른 책이나 영화를 올리는 페이펍니다. 그래서 야쿠자형사 콘돌 그리고...가 되는 것이지요...

키노 2004-11-20 08:42   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
그렇군요..무지의 소치^^ 첫번? 영화는 캐트린 비글로우의 작품이어서 이상하다 싶어서 질문드린겁니다^^

물만두 2004-11-20 09:48   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
전 죽음의 키스라는 영화라 해서 아이라 레빈의 소설이 영화화된 건 줄 알았답니다^^
 
야쿠자형사 콘돌
오우사카 고우 지음, 박혜정 옮김 / 서울도쿄 / 2001년 8월
평점 :
품절


이 작품의 제목을 봤을 때 내 가장 큰 착각은 이 작품이 신주쿠 상어라 불리는 사메지마와 비슷한 캐릭터가 등장하리라 미리 짐작한 것이었다. 비슷한 하드보일드를 표방하지만 이 작품은 정말 다르다.
이 작품의 주인공 도쿠도미는 평범하거나 정의감이 넘치는 경찰이 아니다. 그는 말 그대로 야쿠자를 능가하는 경찰이다. 그에게 어떤 것이 옳다거나 그르다거나 하는 일반적인 기준은 적용되지 않는다. 지하철에서 사람들이 놓고 내린 잡지를 노점에 놓고 헐값에 파는 노숙자를 그는 가차없이 대한다. 그의 가판을 뒤엎고 발로 찬다. 그 장면을 본 야쿠자가 혀를 내두를 만큼. 하지만 도쿠도미는 철저하다. 야쿠자에게 돈을 받으면서도 떳떳하고 정치인을 협박하면서도 당당하다. 그런 그도 애인이 살해당했을 때는 인간적인 면을 보인다.
이런 내용을 담고 있는 이 작품은 누가 야쿠자고 누가 형사인지의 경계가 모호하다. 마치 그들이 다른 외국에서 입국을 시도하며 거점을 장악하려는 다른 조직을 힘을 합쳐 몰아내려는 것으로 비춰진다. 이것은 어떤 의미일까. 자신들이 상대하고 파악한 야쿠자가 있는 것이 다른 조직이 들어오는 것보다 낫다는 뜻인가. 조직 폭력배가 없앨 수 없는 것들이라면 말이다.
이 미스터리는 대단하다라는 뜻의 このミステリが すごい라는 이름으로 다카라지마 출판사에서 출판하는 책의 2001년도 판에서 3위를 차지한 작품이라고 한다. 원제목은 <禿鷹の夜>이다.
다른 작품은 어떨지 모르지만 새로운 하드보일드의 인물 창조라는 면에서 점수를 주고 싶다. 마치 작품에서 그를 말하듯 일본의 전설적인 무사 미야모토 무사시를 콘돌에게 접목시킨 것은 아닌가 하는 생각이 든다. 피도 눈물도 없고 강한 자, 이기는 자만이 최고로 꼽던 시대에서 빠져 나온 인물처럼 느껴진다. 하긴 그때에서 우리가 얼마나 달라 졌는 지는 우리가 만들어 낸 허구일지도 모르니 이런 인물에 공감하는 것이리라...

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sayonara 2004-11-19 22:44   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
제목과 리뷰가 너무 그럴듯하면 괜히 보고싶잖아요!? 원래 일본추리는 체질에 안맞는디..(만두님의 별 네 개라면.. 내 별점은 두개반이구만..)ㅋㅋㅋ
 

1988年

1 「伝説なき地 上・下」 船戸与一 講談社
2 「そして夜は甦る」 原僚 早川書房
3 「黄昏のベルリン] 連城三紀彦 講談社
4 「ベルリン飛行指令」 佐々木譲 新潮社
5 「異邦の騎士」 島田荘司 講談社
6 「そして扉が閉ざされた」 岡嶋二人 講談社
7 「迷路館の殺人」 미로관 살인사건 綾辻行人 講談社ノベルス
8 「密閉教室」 法月綸太郎 講談社ノベルス
9 「さまよえる脳髄」 逢坂剛 新潮社
9 「ダブル・スチール」 藤田宣永 角川文庫
11 「奇跡の男」 泡坂妻夫 光文社
12 「倒錯の死角」 折原一 東京創元社
12 「遥かなる虎跡」 景山民夫 新潮社
14 「こっちは渤海」 志水辰夫 集英社
15 「切り裂きジャック・百年の孤独」 島田荘司 集英社
15 「女王陛下のアルバイト探偵」 大沢在昌 廣済堂出版
17 [ぼくと、ぼくらの夏」 樋口有介 文藝春秋
18 「魔球」 東野圭吾 講談社
18 「鬼女の鱗」 泡坂妻夫 実業之日本社
18 「明治十手架 上・下」 山田風太郎 読売新聞社
1989年

1 「私が殺した少女」 내가 죽인 소녀  原僚 早川書房
2 「空飛ぶ馬」 北村薫 東京創元社
3 「奇想、天を動かす] 島田荘司 カッパ・ノベルス
4 「エトロフ発緊急電」 佐々木譲 新潮社
5 「クラインの壷」 岡嶋二人 新潮社
6 「男たちは北へ」 風間一輝 早川書房
6 「深夜ふたたび」 志水辰夫 徳間書店
8 「生ける屍の死」 山口雅也 東京創元社
9 「影武者徳川家康」 隆慶一郎 新潮社
10 「倒錯のロンド」 折原一 講談社
11 「十字路に立つ女」 逢坂剛 講談社
11 「びいどろの筆」 泡坂妻夫 徳間書店
11 「竜の柩」 高橋克彦 祥伝社
14 「氷の森」 大沢在昌 講談社
15 「鳥人計画」 東野圭吾 新潮社
16 「孤島パズル」 有栖川有栖 東京創元社
17 「月光ゲーム」 有栖川有栖 東京創元社
18 「8の殺人」 我孫子武丸 講談社ノベルス
19 「パンドラ・ケース」 高橋克彦 文藝春秋
19 「密約幻書」 多島斗志之 講談社

1991年版

1 「新宿鮫」 신주쿠 상어  大沢在昌 カッパ・ノベルス
2 「夜の蝉」 北村薫 東京創元社
3 「炎、流れる彼方] 船戸与一 集英社
4 「遥かなり神々の座」 谷甲州 早川書房
5 「天使たちの探偵」 原僚 早川書房
6 「帰りなん、いざ」 志水辰夫 講談社
7 「霧越邸殺人事件」 綾辻行人 新潮社
8 「還らざるサハラ」 藤田宣永 講談社
9 「魔術はささやく」 宮部みゆき 新潮社
10 「暗闇坂の人喰いの木」 島田荘司 講談社
11 「ロートレック荘事件」 筒井康隆 新潮社
12 「黒き舞楽」 泡坂妻夫 白水社
13 「どこまでも殺されて」 連城三紀彦 双葉社
14 「レベル7」 宮部みゆき 新潮社
15 「ソー・ザップ!」 稲見一良 大陸書房
16 「頼子のために」 法月綸太郎 講談社ノベルス
17 「毒薬の輪舞」 泡坂妻夫 講談社
18 「彼女はたぶん魔法を使う」 樋口有介 講談社
19 「神宿る手」 宇神幸男 講談社
20 「消失!」 中西智明 講談社ノベルス

1992年版

1 「行きずりの街」 志水辰夫 新潮社
2 「毒猿-新宿鮫Ⅱ」 大沢在昌 カッパ・ノベルス
3 「ダック・コール] 稲見一良 早川書房
4 「龍は眠る」 宮部みゆき 出版芸術社
5 「水晶のピラミッド」 島田荘司 講談社
6 「ぼくのミステリな日常」 若竹七海 東京創元社
7 「斜影はるかな国」 逢坂剛 朝日新聞社
8 「神の火」 高村薫 新潮社
9 「黄金を抱いて翔べ」 高村薫 新潮社
10 「ウロボロスの偽書」 竹本健治 講談社
11 「時計館の殺人」시계관 살인 사건 綾辻行人 講談社ノベルス
12 「翼ある闇」 麻耶雄嵩 講談社
12 「秋の花」 北村薫 東京創元社
14 「リング」 鈴木光司 角川書店
15 「五稜郭残党伝」 佐々木譲 集英社
16 「探偵映画」 我孫子武丸 講談社ノベルス
17 「歳時記」 依井貴裕 東京創元社
18 「連鎖」 真保裕一 講談社
19 「一の悲劇」 法月綸太郎 ノン・ノベル
20 「返事はいらない」 宮部みゆき 実業之日本社
20 「室町お伽草紙」 山田風太郎 新潮社
20 「殺人喜劇の13人」 芦辺拓 東京創元社
1993年版

1 「砂のクロニクル」 船戸与一 毎日新聞社
2 「火車」 인생을 훔친 여자 宮部みゆき 双葉社
3 「哲学者の密室] 笠井潔 光文社
4 「ブルース」 花村萬月 カドカワ・ノヴェルズ
5 「リヴィエラを撃て」 高村薫 新潮社
6 「双頭の悪魔」 有栖川有栖 東京創元社
6 「ダレカガナカニイル…」 井上夢人 新潮社
8 「キッド・ピストルズの冒涜」 山口雅也 東京創元社
9 「三たびの海峡」 帚木蓬生 新潮社
10 「わが手に拳銃を」 高村薫 講談社
11 「三位一体の神話 上・下」 大西巨人 光文社
12 「砕かれた鍵」 逢坂剛 集英社
12 「滅びし者へ」 志水辰夫 集英社
14 「取引」 真保裕一 講談社
15 「眩暈」 島田荘司 講談社
16 「殺戮にいたる病」 我孫子武丸 講談社
17 「柳生十兵衛死す 上・下」 山田風太郎 毎日新聞社
18 「ふたたび赤い悪夢」 法月綸太郎 講談社ノベルス
18 「六の宮の姫君」 北村薫 東京創元社
20 「パリを掘り返せ」 藤田宜長 徳間書店
1994年版

1 「マークスの山」 마크스의 산 高村薫 早川書房
2 「キッド・ピストルズの妄想」 山口雅也 東京創元社
3 「セント・メリーのリボン」 稲見一良 新潮社
4 「B・D・T[掟の街]」 大沢在昌 双葉社
5 「ガダラの豚」 中島らも 実業之日本社
6 「魔法飛行」 加納朋子 東京創元社
6 「冬のオペラ」 北村薫 中央公論社
8 「幻の祭典」 逢坂剛 新潮社
9 「異人たちの館」 折原一 新潮社
10 「震源」 真保裕一 講談社
11 「13人目の探偵士」 山口雅也 東京創元社
12 「写楽百面相」 泡坂妻夫 新潮社
12 「慟哭」 貫井徳郎 東京創元社
14 「聖アウスラ修道院の惨劇」 二階堂黎人 講談社ノベルス
15 「屍蘭-新宿鮫Ⅲ」 大沢在昌 カッパ・ノベルス
16 「新宿鮫 無間人形」 大沢在昌 読売新聞社
17 「夏と冬の奏鳴曲」 麻耶雄嵩 講談社ノベルス
18 「探偵・竹花とボディ・ピアスの少女」 藤田宜長 双葉社
19 「夜ごとの闇の奥底で」 小池真理子 新潮社
19 「真夜中の犬」 花村萬月 カッパ・ノベルズ
1995年版

1 「ミステリーズ」 山口雅也 講談社
2 「ストックホルムの密使」 佐々木譲 新潮社
3 「照柿」 석양에 빛나는 감 高村薫 講談社
4 「笑う山崎」 花村萬月 祥伝社
5 「猟犬探偵」 稲見一良 新潮社
5 「男は旗」 稲見一良 新潮社
7 「プリズンホテル 秋」 浅田次郎 徳間書店
7 「姑獲鳥の夏」우부메의 여름  京極夏彦 講談社ノベルス
9 「流星たちの宴」 白川道 新潮社
10 「ニの悲劇」 法月綸太郎 ノン・ノベル
11 「プラスティック」 井上夢人 双葉社
12 「沈黙の教室」 折原一 早川書房
12 「聖域」 篠田節子 講談社
14 「東京異聞」 小野不由美 新潮社
15 「バルーン・タウンの殺人」 松尾由美 ハヤカワ文庫JA
15 「日本殺人事件」 山口雅也 角川書店
17 「弓形の月」 泡坂妻夫 双葉社
18 「蓬莢」 今野敏 講談社
19 「凍樹の森」 谷甲州 徳間書店
19 「日曜の夜は出たくない」 倉知淳 東京創元社
1996年版

1 「ホワイトアウト」 真保裕一 新潮社
2 「鋼鉄の騎士」 藤田宜長 新潮社
3 「蝦夷地別件 上・下」 船戸与一 新潮社
4 「魍魎の函」 京極夏彦 講談社ノベルス
5 「さらば長き眠り」 原僚 早川書房
6 「テロリストのパラソル」 藤原伊織 講談社
7 「スキップ」 北村薫 新潮社
8 「ソリトンの悪魔 上・下」 梅原克文 朝日ソノラマ
9 「狂骨の夢」 京極夏彦 講談社ノベルス
10 「パラサイト・イヴ」 瀬名秀明 角川書店
10 「天使の牙」 大沢在昌 小学館
12 「夏の災厄」 篠田節子 毎日新聞社
12 「らせん」 鈴木光司 角川書店
14 「キッド・ピストルズの慢心」 山口雅也 講談社
15 「悪霊の館」 二階堂黎人 立風書房
16 「龍の契り」 服部真澄 祥伝社
17 「生者と死者」 泡坂妻夫 新潮文庫
18 「ウロボロスの基礎論」 竹本健治 講談社
18 「梟の拳」 香納諒一 講談社
20 「昭南島に蘭ありや」 佐々木譲 中央公論社

’97年版(1996年の作品)

 1.不夜城 불야성      馳 星周        角川書店
 2.奪取           真保裕一        講談社
 3.名探偵の掟        東野圭吾        講談社
 4.蒲生邸事件        宮部みゆき       毎日新聞社
 5.海は涸いていた      白川 道        新潮社
 6.蒼穹の昴         浅田次郎        講談社
 7.鉄鼠の檻         京極夏彦        講談社ノベルス
 8.家族狩り         天童荒太        新潮社
 9.雪蛍           大沢在昌        講談社
 10.人格転移の殺人      西澤保彦        講談社ノベルス

 11.あした蜉蝣の旅      志水辰夫        毎日新聞社
 12.星降り山荘の殺人     倉知 淳        講談社ノベルス
 13.どちらかが彼女を殺した  東野圭吾        講談社ノベルス
 14.かくも短き眠り      船戸与一        毎日新聞社
 15.龍臥亭事件        島田荘司        光文社カッパ・ノベルス
 15.蟹喰い猿フーガ      船戸与一        徳間書店
 17.時の誘拐         芦辺 拓        立風書房
 18.ゴサインタン       篠田節子        双葉社
 19.理由はいらない      藤田宜永        新潮社
 20.ただ去るが如く      香納諒一        中央公論社

’98年版(1997年の作品)

 1.OUT 아웃       桐野夏生        講談社
 2.黒い家          貴志祐介        角川書店
 3.死の泉          皆川博子        早川書房
 4.絡新婦の理        京極夏彦        講談社ノベルス
 5.鎮魂歌 -不夜城II    馳 星周        角川書店
 6.神々の山嶺        夢枕 獏        集英社
 7.嗤う伊右衛門       京極夏彦        中央公論社
 8.逃亡           帚木蓬生        新潮社
 9.三月は深き紅の淵を    恩田 陸        講談社
 10.氷舞 -新宿鮫Ⅵ     大沢在昌        光文社カッパ・ノベルス

 11.ガラスの麒麟       加納朋子        講談社
 12.鬱            花村萬月        双葉社
 13.疫病神          黒川博行        新潮社
 14.午後の行商人       船戸与一        講談社
 14.ターン          北村 薫        新潮社
 16.鴉            麻耶雄嵩        幻冬舎
 17.硝子の家         鮎川哲也編       光文社文庫
 18.あでやかな落日      逢坂 剛        朝日新聞社
 18.奇跡の人         真保裕一        角川書店
 18.欲望           小池真理子       新潮社

’99年版(1998年の作品)

 1.レディ・ジョーカー(上)(下) 高村 薫        毎日新聞社
 2.燃える地の果てに      逢坂 剛        文藝春秋社
 3.理由            宮部みゆき       朝日新聞社
 4.屍鬼(上)(下)        小野不由美       新潮社
 5.天使の囀り         貴志祐介        角川書店
 6.幻の女           香納諒一        角川書店
 7.グランド・ミステリー    奥泉 光        角川書店
 8.邪馬台国はどこですか?   鯨統一郎        創元推理文庫
 9.秘密            東野圭吾        文藝春秋社
 9.人狼城の恐怖 第4部 完結編  二階堂黎人       講談社ノベルス

 11.夜光虫           馳 星周        角川書店
 12.殉教カテリナ車輪      飛鳥部勝則       東京創元社
 13.血と骨           梁 石日        幻冬社
 14.冤罪者           折原 一        文藝春秋社
 15.時計を忘れて森へいこう   光原百合        東京創元社
 15.クロスファイア(上下)    宮部みゆき       光文社カッパ・ノベルス
 17.弥勒            篠田節子        講談社
 17.海賊モア船長の遍歴     多島斗志之       中央公論社
 19.塗仏の宴          京極夏彦        講談社ノベルス
 20.密告            真保裕一        講談社
 20.神曲法廷          山田正紀        講談社ノベルス

2000年版(1999年の作品)

 1.永遠の仔(上)(下)  天童 荒太      幻冬舎
 2.白夜行 백야행   東野 圭吾      集英社
 3.亡国のイージス    福井 晴敏      講談社
 4.バトル・ロワイアル  高見 広春      太田出版
 5.柔らかな頬      桐野 夏生      講談社
 6.ボーダーライン    真保 裕一      集英社
 7.最悪         奥田 英朗      講談社
 8.盤上の敵       北村 薫       講談社
 9.ハサミ男       殊能 将之      講談社ノベルズ
 10.MISSING    本多 孝好      双葉社

 11.法月綸太郎の新冒険  法月 綸太郎     講談社ノベルズ
 12.二進法の犬      花村 萬月      カッパ・ノベルズ
 12.この闇と光      服部 まゆみ     角川書店
 14.廬屋敷の崩壊     津原 泰水      集英社
 15.青の炎 푸른 불꽃  貴志 祐介      角川書店
 16.ぼっけぇ、きょうてぇ 岩井 志麻子     角川書店
 17.カムナビ(上)(下)  梅原 克文      角川書店
 18.プリズム       貫井 徳郎      実業之日本社
 19.恋愛中毒       山本 文緒      角川書店
 20.巷説百物語      京極 夏彦      角川書店

2002年版

第1位    
 『模倣犯』(上下)      宮部みゆき  88点
  小学館
第2位   
 『邪魔』           奥田英朗   53点
  講談社
第3位
 『ミステリ・オペラ』            山田正紀   49点
  早川書房
第4位
 『スティームタイガーの死走』    霞 流一   42点
  ケイブンシャノベルス
第5位     
 『超・殺人事件』                東野圭吾   34点
  新潮社
第6位     
 『闇先案内人』                  大沢在昌   31点
  文藝春秋
第7位     
 『天狗岬殺人事件』              山田風太郎  25点
  出版芸術社
第8位
 『13階段』                      高野和明   24点
  講談社
第8位
 『煙か土か食い物』              舞城王太郎  24点
  講談社ノベルス
第10位
 『相棒に気をつけろ』            逢坂 剛   23点
  新潮社
                *
第11位   
 『彼岸の奴隷』               小川勝己   22点
  角川書店
第12位   
 『黒い仏』                   殊能将之   21点
  講談社ノベルス
第12位
 『ドミノ』                   恩田 陸   21点
  角川書店
第12位   
 『螺旋階段のアリス』        加納朋子   21点
  文藝春秋
第15位
 『天国への階段』(上下)        白川 道   20点
  幻冬舎
第15位   
 『片想い』                      東野圭吾   20点
  文藝春秋
第17位   
 『心では重すぎる』              大沢在昌   19点
  文藝春秋
第17位   
 『悲鳴』                       東 直己   19点
  角川春樹事務所
第19位   
 『R.P.G.』          宮部みゆき  18点
  集英社文庫
第20位   
 『忍法創世記』                  山田風太郎  16点
  出版芸術社
第20位
 『眩暈を愛して夢を見よ』        小川勝己   16点
  新潮社
第20位 
 『三人目の幽霊』                大倉崇裕   16点
  東京創元社


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야클 2004-11-19 11:56   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
-_-;; 제목부터 대략 난감.

물만두 2004-11-19 12:00   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
그러니까 이게 제목이 뭐 올해의 베스트 추리 소설을 뽑을 거라던데 저도 일어를 몰라서리... 적어는 놨는데 까먹었어요. 있다 가르쳐드릴께요...

BRINY 2004-11-19 13:44   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
교보에서 일본 문고본 2,900원 균일가 행사해요. 한보따리 저장시켜놨는데, 그 중 저 위에 있는 책도 보이네요. 이따가 천천히 보고 살 거 골라야지요.퍼갈께요.

panda78 2004-11-19 15:13   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
이 미스테리가 멋지다! 뭐 이런 거 같은데요?

화차는 정말 재미있게 읽었는데..

으으.. 번역되어 나온 건 정말 조금뿐이군요. 아쉽기 그지 없습니다.

물만두 2004-11-19 17:15   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
이 미스터리는 대단하다 라고 하는군요... 저두요, 판다님...

근데 브라이니님 교보에서파는 일본 문고 원선가요? 번역본인가요???


세실 2004-11-19 17:43   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
모야. 이 낯선 문자들은?
전 일어가 싫어요. 물러 나야만 했던 아픈 사랑이 기억나서리..엉엉.

가뜩이나 우울한데 만두님이 저를 더 슬프게 하네요.......미워잉

BRINY 2004-11-19 18:03   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
교모에서 하는 이벤트는 원서 할인 판매구요, 아마도 오랫동안 안팔린 도서 처분하려는 거 같습니다. 싼 맛에 그동안 읽어보려고 생각만 하던 작가의 작품들을 한 보따리 골랐답니다.

물만두 2004-11-19 18:16   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
세실님 저도 일어는 하나도 몰라요. 단지 일본 추리 소설 번역판을 본 뿐이지요. 저도 슬프다구요... 브라이니님 염장지르시오? 원서라니... ㅠ.ㅠ

물만두 2004-11-19 20:42   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
죄송...

ChinPei 2004-11-19 22:31   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
저, 한마디.

東野圭吾의 대부분 작품, 宮部みゆき의 대부분 작품, 高村薰 의 마크스의 산 등, 재미 있어요. 그리고 福井晴敏 亡國のイージス 는 추리소설적이면서도 전쟁소설??    

물만두 2004-11-20 09:50   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
아, 친페이님이 계셨당... 님 그리 한자나 일본어로 쓰심 몰라요. 한글로 번역해 주세요^^ 앞으로 많은 조언 부탁드립니다^^

ChinPei 2004-11-20 13:43   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
지금 일이 바빠서... 시간의 여유가 생기면 모두 번역 해 드릴게요.

ChinPei 2004-11-21 00:25   좋아요 0 | 댓글달기 | URL

역시 모두를 번역할 것은 어렵내요.

 

1988年

 

「伝説なき地 上・下」                             与一                          講談社 

「전설없는 땅」                                  흐나토 요이치                 코당샤

 

「そして夜は甦る」                             原僚                               早川書房

「그리하여 밤은 되살아난다」              하라 료                           하야카와 쇼보

 

「黄昏のベルリン」                              連城三紀彦                      講談社

「황혼의 벨린」                                  렌죠 미키히코                  코당샤

 

「ベルリン飛行指令」                          佐々木                      新潮社

「벨린비행지령」                                사사키 죠(유즈르?)          싱쵸샤

 

「異邦騎士」                                    島田荘司                          講談社 

「이국(이방)의 기사」                          시마다 쇼지                    코당샤

 

「そして扉が閉ざされた」                    岡嶋二人                         講談社 

「그리하여 문(문짝)은 닫혔다」            오카지마 니히토(?)          코당샤

 

「迷路館の殺人」                                 綾辻行人                         講談社ノベルス 

「미로관의 살인」                                아야쯔지 유키토              코당샤 노베르즈

 

「密閉室」                                       法月綸太郎                        講談社ノベルス 

「밀페교실」                                       호우게쯔 링타로               코당샤 노베르즈

 

「さまよえる腦髓                             逢坂剛                             新潮社

「방황하는 뇌수」                               오사카 고                         싱쵸샤

 

「ダブル・スチール」                             藤田宣永                          角川文庫

「더블 스틸(Double Still)                   흐지타 노브나가?(셍에이?)  카도카와 붕코

 

「奇跡の男」                                       泡坂妻夫                          光文社

「기적의 사나이(남자?)                     아와사카(호사카?) 쯔마오?   코붕샤

 

「倒錯の死角」                                    折原一                              東京創元社 

「도착의 사각」                                   오리하라 하지메                도쿄소겡샤

 

かなる虎跡」                                景山民夫                           新潮社 

「아득한 호적(=호랑이의 흔적?)        카게야마 타미오                싱쵸샤

 

「こっちは渤海」                                志水辰夫                           集英社

「이쪽은 발해」                                  시미즈(?) 타쯔오                슈에이샤

 

「切り裂きジャック・百年の孤独」         島田荘司                            集英社

「가르기 잭/백년의 고독」                   시마다 쇼지                       슈에이샤

주의:“きジャック는 일본에선 살인마로 알려져 있어요. 그러니까 가르기라고 하기보다 살인마 잭라고 하는 것이 오히려 어울릴 수도 있어요.

 

「女王陛下のアルバイト探偵」              在昌                          堂出版

「여왕페하의 아르바이트탐정」             오사와 아리마사(?)           코사이도슛팡

 

[ぼくと、ぼくらの夏]                        樋口有介                          文藝春秋 

「나와, 우리의 여름」                           히그치 유스케                   붕게이슝슈

 

「魔球」                                              東野圭吾                           講談社 

「마구」                                              히가시노 케이고                코당샤

 

「鬼女の鱗」                                        泡坂妻夫                          實業之日本社 

「도깨비 여자의 비늘」                         아와사카(호사카?) 쯔마오?  지쯔교노니홍샤

주의:“鬼女도깨비 여자라고 번역하는 것에 좀 무리가 있어요.

 

「明治十手架 上・下」                            山田風太郎                        讀賣新聞社 

「메이지 즛태카 상/하」                        야마다 흐타로                  요미으리싱붕샤

주의:저도 이 제목의 뜻을 알수가 없어요. “明治는 일본의 년호(年號: 1868부터 1912년까지)이고 十手는 일본의 江戶시대의 경찰이 까진 40cm정도의 금속막대기(=무기).

 

참고로 하세요.


물만두 2004-11-21 08:06   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
으헉... 친페이님 감사합니다... 너무 너무... 바쁘시다면서요... 죄송합니다. 정말 감사드려요^^
 
비 3집 - It's Raining
비 노래 / Kakao Entertainment / 2004년 10월
평점 :
품절


비... 만능 엔터테이너로서의 자질이 충분한 우리 나라에서 몇 안 되는 연예인인 그가 유독 음반만 신통치 않다. 노래를 못하는 건 아니다. 곡이 우선 별로다. 춤만 멋들어지게 추어야 한다는 생각으로 춤에 노래를 맞춰 만드는 거 아닌가 하는 생각이 들 정도다.
연기자로서의 비는 연기를 잘해야 한다. 가수비는 노래를 잘해야 한다. 춤을 잘 추려면 백댄서 하지 뭐 하러 노래를 하나... 후속곡이 I Do라는 말을 들었다. 개인적으로 맘에 드는 노래이기는 하다. 하지만 보아처럼 만들어진 인형 같은 가수, 누군가의 마리오네트가 되지 않기 위해서는 스스로 어떤 노래를 부를 것인지, 어떤 노래가 좋은지, 자신에게 어울리는 노래는 어떤 곡인지를 깨달아야 한다. 아니면 가수로서의 생명은 그리 길지 못할 거라는 말을 감히 하고 싶다.
아무리 팬이라고 해도 노래를 잘 해야 음반을 사고, 들을 것 아닌가 말이다. 비디오형 가수뿐 아니라 오디오형 가수이기도 했으면 한다. 그리고 좀 더 커져서 누군가의 그늘에서 벗어나 혼자 우뚝 서기를... 아님 노래하지 말고 연기만 하던가...
그래도 박진영이 부르는 것보다 비가 부른 박진영 노래는 더 좋았다. 자신의 능력을 모두 개발하지 못하는 것 같아 아쉽다. 이대로 사장되지 않을까 하는 우려도 이 음반을 들으며 느끼게 된다. 자신의 진을 누군가에게 다 빨아먹게 한 뒤 빈 껍데기로 남지 않기 위해 머리를 쓰기를...

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sayonara 2004-11-19 10:57   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
저도 그렇습니다. 비가 부른 박진영 노래가 훨씬 더 좋았고, 비가 추던 클론의 춤이 훨씬 근사했습니다.

요번 노래 좋기는 하지만... 왠지 마이클 잭슨의 그늘을 지울 수 없음이...

물만두 2004-11-19 11:29   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
비가 빨리 박진영 그늘에서 벗어나 자기 머리로 생각할 날만을 기다리고 있습니다. 정말 화가 나서리...
 
위증
페트라 함메스파 지음, 강혜경 옮김 / 문학동네 / 2004년 10월
평점 :
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제목이 많은 것을 암시하지만 그것이 독자를 현혹시키는 덫일 수도 있다. 네 남녀의 30년간의 이야기를 다루고 있는 이 작품은 처음 두 여자가 6살부터 친구가 되는 이야기부터 시작한다. 그때부터 한 아름다운 여자는 거짓말쟁이였고 다른 한 여자는 똑똑했다고. 그리고 그 뒤 그들은 자라 남자들을 만나고 아픔을 겪고 미혼모가 되고 결혼을 하고 살인 사건에 휘말리게 된다.  

이 작품은 장례식 단 하루에 한 남자가 과거를, 아니 현재를 회상하는 내용이다. 한 여자의 장례식. 아름답지만 거짓말로 인생 자체가 포장되어 있는 여인. 그리고 그 여인의 오래된 친구와 남편과 그 여자 때문에 진정한 사랑을 잃어버린 남자를 이제 우리는 알아가게 된다. 30년지기 친구가 있다. 그 친구에 대해 얼마나 알고 있다고 장담할 수 있을까. 사랑하는 남자가 있다. 그 남자에 대해 얼마나 알고 있다고 말할 수 있을까. 거짓과 위선과 위장이 난무하는 세상에서 인간이 진짜 믿을 수 있는 것이 무엇이냐고 되묻는 작품이다.  

사각 관계의 형성. 그 형성 안에서 난무하는 거짓과 위선. 자존심의 대결. 위장과 보호. 이런 것들이 맞물려 한 여자의 장례식에서 한 남자의 생각으로 이어진다. 만나지 않았으면 더 좋았을 사람들이란 없다. 악연은 당사자들이 만드는 일이지 누군가 만들어 주는 것이 아니다. 악연이라 생각했다면 그들은 그 연을 끊었어야 하지만 끊지 못한다. 악연이라 생각하지 않았기 때문이다. 뒤에 생각해 보니 악연이었다 라는 식의 생각은 인간만이 할 수 있는 것이다. 그런 것은 엎질러진 물을 주어 담는 행동과 같다.  

이 작품은 메리 로버츠 라인하트의 '만약 그렇지 않았더라면 이렇게 되지 않았을 텐데' 형식의 계보를 잇는 듯 내용의 대부분이 내가 그때 그렇게 하지 않았더라면으로 도배를 하고 있다. 시몬느 보봐르였던가, 여자는 태어나는 것이 만들어지는 거라고 한 여자가. 그 말이 맞다. 남자가 힘을 휘두르는 세상이 이어지는 가운데 여자는 길들여졌다. 은연중에 자기만의 생각이라는 것이 자기만의 생각이 아니라 주입된 것, 학습된 것이라는 걸 이 작품을 읽으며 깨달았다.  

보통 남자 작가가 여자를 바보로 그리는 것은 참을 만 하다. 남자니까 여자를 그렇게 생각하고 있고, 싶은 거라고 넘어갈 수 있다. 하지만 여자 작가가 여자를 바보로 그리는 것은 정말 역겹다. 솔직한 표현이라고 말할 수도 있을 것이다. 사실 여자들이 현실에서 이렇게 행동할 수도 있다. 여자가 남자보다 사랑에 맹목적이라고 하니까. 하지만 그것도 주입된 것은 아닐까. 그래야만 한다는 학습의 결과물이 사랑, 모성이라는 것으로 포장된 것은 아닐까 하는 생각이 든다.  

아름다운 여자와 못생긴 여자가 친구가 된다. 그러면 결과는 뻔하다. 못생긴 여자는 공부를 잘해 변호사가 된다. 그리고 더 이상 못생긴 여자가 아니다. 그런 여자가 또 다시 못생긴 여자의 행동을 하게 만든다. 작가의 의도가 무엇이었는지 궁금하다. 완전히 두 바보 여자가 여기 있다. 이런 생각만이 들뿐이다.   

사랑이란, 우정이란, 인간이란 도대체 무엇일까. '너, 왜 사니?' 주인공들에게 묻고만 싶다. 처음에는 조금 지루하게 전개되던 작품이 30년의 이야기를 하루, 아니 단 몇 시간 한 남자의 생각 속에 나열된다. 그리고 그의 생각은 미완성이다. 어쩌면 인간의 삶이란 이런 미완성의 것들이 쓰레기처럼 모여 한 자루가 되면 그것을 짊어지고 떠나는 것 아닐까. 

사랑을 하면 사람은 눈에 콩깍지가 쓰인다고 한다. 우정도 마찬가지다. 누군들 자신의 친구의 단점을 단점으로 생각하고 인정하려 할 것인가. 그것은 우정의 조건이 아니라고 배웠는데 말이다. 사랑도 마찬가지다. 배신을 당한 사람은 배신하지 않을 만한 사람을 찾게 되는 법이다. 배신했던 사람과는 다른 사람. 이 안의 모든 장면은 거짓과 위선으로 가득 차 있다. 마치 인생 그 자체가 그렇다고 말하는 것 같은 작품이다.  


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숨은아이 2004-11-18 18:23   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
"인간의 삶이란 이런 미완성의 것들이 쓰레기처럼 모여 한 자루가 되면 그것을 짊어지고 떠나는 것"... 오오, 멋진 표현! 하지만, 슬픈 말이로군요...

물만두 2004-11-18 18:51   좋아요 0 | 댓글달기 | URL
제가 염세적이라니까요^^