23 システムの科学 Herbert A. Simon 1969 4400
24 The Rise of the Network Society Manuel Castells 1996 4300
25 Society And The Adolescent Self-Image by Morris Rosenberg 1965 4300
26. 최소주의 언어이론 ミニマリスト・プログラム The Minimalist Program (N. Chomsky, 1995, 4200)
27 思考と言語 L. S. Vygotsky 1934 4200
28 暗黙知の次元 M. Polanyi 1967 4200
29 近代とはいかなる時代か? Anthony Giddens 1990 4200
30 幼児期と社会 E. H. Erickson 1950 4200
31 オーガニゼーションズ H. Simon, J. March 1958 4200
32 経済発展の理論 J. A. Schumpeter 1912 4100
33 ポストモダニティの条件 D. Harvey 1989 4100
34 雇傭・利子及び貨幣の一般理論 J. M. Keynes 1935 4100
35 A Treatise on the Family G. S. Becker 1981 4100
36 과학적 발견의 논리 科学的発見の理論 K. Popper 1935 3800
37 ディスタンクシオン P. Bourdieu 1979 3800
38 文法理論の諸相 N. Chomsky ノーム・チョムスキー 1965 3700
39 Esquisse d'une theorie de la pratique, precede de trois etudes d'ethnologie kabyle (Outline of a Theory of Practice) (P. Bourdieu 1972 3700)
40 危険社会 U. Beck 1986 3700
41 現実の社会的構成 P. L.. Berger 1966 3700
42 統率・束縛理論 N. Chomsky 1981 3600
43 社会的選択と個人的評価 K. Arrow 1951 3600
44 Human Problem Solving H. Simon 1972 3600
45 「信」無くば立たず F. Fukuyama 1995 3400
46 自由と経済開発 A. Sen 1999 3400
47 オリエンタリズム E. Said 1978 3400
48 精神・自我・社会 G. H. Mead 1934 3300
49 Judgement under Uncertainty D. Kahneman, P. Slovic, A. Tversky 1982 3300
50 ジェンダー・トラブル J. Butler 1990 3200
51 The Constitution of Society A. Giddens 1984 3200
52 経営行動 H. Simon ハーバート・サイモン 1947 3200
53 오점:장애의 사회 심리학 スティグマの社会学 E. Goffman アーヴィング・ゴッフマン 1963 3200
54 対人関係の心理学 F. Heider フリッツ・ハイダー 1958 3200
55 母子関係の理論 J. Bowlby ジョン・ボウルビィ 1969 3200
56 人的資本 G. S. Becker ゲーリー・S.ベッカー 1964 3200
57 精神の生態学 G. Bateson グレゴリー・ベイトソン 1972 3000
58 精神のモジュール形式 J. Fodor ジェリー・フォーダー 1983 2900
59 行動の機構 D. O. Hebb ドナルド・O.ヘッブ 1949 2900
60 The Architecture of Cognition J. R. Anderson ジョン・R・アンダーソン 1983 2900
61 社会理論と社会構造 R. K. Merton ロバート・K.マートン 1957 2800
62 経験と教育 J. Dewey ジョン・デューイ 1938 2700
63 Bodies that Matter J. Butler ジュディス・バトラー 1993 2700
64 意味の復権 J. S. Bruner ジェローム・S.ブルーナー 1990 2700
65 ミシェル・フーコー思考集成 M. Foucault ミシェル・フーコー 1980 2600
66 文法の構造 N. Chomsky ノーム・チョムスキー 1957 2600
67 モダニティと自己アイデンティティ A. Giddens アンソニー・ギデンズ 1991 2600
68 可能世界の心理 J. S. Bruner ジェローム・S.ブルーナー 1986 2600
69 民主主義と教育 J. Dewey ジョン・デューイ 1916 2500
70 解明される意識 D. Dennett ダニエル・デネット 1991 2500
71 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 M. Weber マックス・ウェーバー 1904 2500
72 社会体系論 T. Parsons タルコット・パーソンズ 1951 2500
73 脱工業社会の到来 D. Bell ダニエル・ベル 1973 2400
74 ポストモダンの条件 J. F. Lyotard ジャン・F.リオタール 1979 2300
75. 心の概念 G. Ryle ギルバート・ライル 1949 2300
76. 인지의미론 認知言語学 G. Lakoff ジョージ・レイコフ 1987 2300
77 危険・不確実性および利潤 F. H. Knight フランク・H.ナイト 1921 2300
78. アナーキー・国家・ユートピア R. Nozick ロバート・ノージック 1974 2200
79 言語を生みだす本能 S. Pinker スティーブン・ピンカー 1994 2200
80 個人的知識 M. Polanyi マイケル・ポランニー 1964 2200
81 アサイラム E. Goffman アーヴィング・ゴッフマン 1961 2200
82 The Power of Identity M. Castelles マニュエル・カステル 1997 2200
83 知覚の現象学 M. M. Ponty M.メルロ=ポンティ 1945 2100
84 グラムシ獄中ノート A. Gramsci アントニオ・グラムシ 1975 2100
85 言語行為 J. R. Searle ジョン・R.サール 1969 2100
86 性の歴史 M. Foucault ミシェル・フーコー 1984 2100
87 文明の衝突 S. P. Huntington サミュエル・P.ハンチントン 1996 2100
88 資本主義と自由 M. Friedman ミルトン・フリードマン 1962 2100
89 真理と方法 H. G. Gadamer ハンス・G.ガダマー 1965 2000
90 존재와 시간 存在と時間 M. Heidegger マルティン・ハイデガー 1926 2000
91 論理哲学論考 L. Wittgenstein 1921 2000
92 Political Liberalism J. Rawls ジョン・ロールズ 1993 2000
93 自己の分析 H. Kohut ハインツ・コフート 1971 2000
94 거대한 변환 大転換 K. Polanyi カール・ポランニー 1944 2000
95 福利経済学 A. Pigou アーサー・C.ピグー 1920 1900
96 さまよえる近代 A. Appadurai 1996 1900
97 哲学と自然の鏡 R. Rorty リチャード・ローティ 1979 1900
98. 이름과 필연 名指しと必然性 S. Kripke ソール・A.クリプキ 1980 1900
99. 自己の修復 H. Kohut ハインツ・コフート 1977 1900
100. 인식과 관심 認識と関心 J. Habermas ユルゲン・ハバーマス 1968 1900
고려원에서 1996년에 나온 적이 ... ㅎㄷㄷ
Google Scholarは、学術論文や学術書の被引用数を表示することができる。そこでこの仕組みを用いて、20世紀(1901年~2000年)に出版された文系の学術書の中で、どの本が多く引用されているかを100位まで調べてみた。以下にはその結果を掲載する。
はじめに
巨大な対象の全貌を見通すには、対象から距離を取らなければならない。21世紀になってからの7年という期間は、20世紀という巨大な対象の全貌が姿を現すのに十分な時間であったかどうかは分からないが、20世紀にはどのような著作が出版されたのかを纏めてみようと私が思い立ったのは、著作の被引用数、すなわち任意の著作が他の著作にどれだけ引用されているかが、Google Scholarを用いて調べられることが分かったからである。この小論の目的は、被引用数という指標を用いて、20世紀の文系学術書のランキングを作ることである。以下には、「文系学術書」という限定が必要であった理由を記そう。
ある著作の被引用数という指標は、その著作が学術の世界でどれだけ影響力があったかを客観的に知る手がかりになる。被引用数という指標は、引用し、引用される著作のネットワークの中で、任意の著作がどのようなポジションにいるかを反映するのである。それゆえ、被引用数で著作の優劣を判定できるのは、他の著作に引用されることを期待して書かれた著作の範囲内でしかない。このことから、詩集や小説を被引用数でランキングするということは適切ではないことは明らかだろう。詩集や小説は、引用されるために書かれた著作ではないため、どれだけ多く引用されているかということが、その著作の質を全く反映しないのである。私が「学術書」という限定をつけたのはこのためである。「学術書」とは「引用されることを期待して書かれた著作」のことである。
「文系」という限定をつけたのは、今回作成したランキングが本のランキングであることの必然的な帰結であった。文系、理系などという違いが学問の対象の側に存在しているわけではないが、文系と見なされる領域では、学者は本を出版することで自らの研究成果を公表する慣習が存続している。一方理系とみなされる領域では、研究成果の公表は専ら専門学術雑誌への投稿という形で行なわれている。つまり、20世紀に理系分野で影響力の大きかった研究成果の大半は本にはなっておらず、本になっているとしても、それは教科書になってしまうのである。巷で見かける名著のリストでは、表のほとんどが小説や文系の本で占められている中に、取って着けたようにアインシュタインの『相対性理論』が入っていたりすることがある。しかし、このような節穴だらけの配慮はナンセンスであるし、名著を集めてくれば理系分野の重要な研究の動向も把握できる、という誤解を生み出しかねず、有害でもある。私が文系の学術書に的を絞ってランキングを作るのは、このような理由からである。「文系」とは、「学者が本で自らの研究成果を公表することが多い学術領域」という意味で理解してほしい。
このような分野として、哲学、言語学、社会学、法学、経済学、政治学、地理学、歴史学、心理学、教育学、科学哲学、人類学を含めることにする。経済学では雑誌投稿による研究発表のウェイトが大きいが、自らの立場を本で表明するという文化も存在しているので、これに含めることにした。
方法
日本語版Wikipediaにおいて、「哲学者」「言語学者」「思想家」「社会学者」「法学者」、「経済学者」、「政治学者」、「地理学者」、「歴史学者」、「心理学者」、「教育学者」、「科学哲学者」、「人類学者」のリストのうち、項目が立てられているすべての学者の名前に関して、その名前でGoogle Scholarの検索をかけた。Google Scholarは、その名前を著者とする著作を被引用数の多いものの順に表示するシステムになっている。そこで、被引用数の多かったもののうち、書籍であるものを記録に取り、最後にエクセルでソーティングをして表を作成した。被引用数は日々変化するので、下2桁は切り捨てた。なお以上の調査は、2007年8月28日から9月5日にかけて行った。
次に、東京大学OPACを用いて、その著作に邦訳が出ていないかを調べ、邦訳が出版されているものに関してはその邦題を、出版されていないものに関しては英語版の題を調べた。また、東京大学OPACと、Wikipedia英語版を駆使して、原著の言語と、原著の出版年も調べた。
結果
被引用数が上位に来ると思われた153件を記録に取り、ソーティングして100位までのランキングを作った。結果は上に載せたとおりである。
以下に、「20世紀の文系学術書」という条件を満たさなかったために除外された若干の著作について記しておく。
20世紀に出版されたという条件を満たさなかったものをいくつか挙げると、アルフレッド・マーシャルの『経済学原理』(4300件)は、原著出版年が1891年であるため除外された。同様にジグムンド・フロイドの『夢判断』(2100件)も、出版年が1899年であるため除外された。逆にジョセフ・E.スティグリッツの『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』(2000件)は、出版年が2002年であるために除外された。
書籍ではなく論文であったために除外されたものをいくつか挙げると、アルバート・バンデューラの“Social Cognitive Theory”(6800件)、ダニエル・カーネマンの“Prospect Theory”(6000件)、ジェームズ・コールマンの“Social Capital in the Creation of Human Capital”(5200件)、マーク・グラノヴェッターの“The Strength of Weak Tie”(5100件)、N.グレゴリー・マンキューの“A Contribution to the Empirics of Economic Growth”(3300件)、ジョージ・アカロフの“The Market for “Lemons””(3000件)などがある。ポール・グライスの“Logic and Convention”(4600件)は、この論文を含む論文集が本として出版されていることを知っていたので、その論文集を著作として認めることにした。
文系という条件を満たさなかったために除外された書籍を挙げると、ベンワー・B.マンデルブロの『フラクタル幾何学』(9600件)、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(4000件)、デヴィッド・マーの『ヴィジョン』(3300件)などである。これらはいずれも、もともとの専門分野に留まらず、学際的な影響を与えた著作であり、「20世紀の名著」に数え上げられてしかるべきだと思うが、これらの本を認めると芋づる式に他の本も認めなければならないので、除外することにした。
考察
被引用数でランキングを作ることの最大の長所は、著作の影響力についての客観的な評価ができる点である。この点は、このランキングが誇ってよい強みである。出版社や書店でも、「20世紀の名著」と称して本のリストを作ることがあるが、これらのリストは、おそらく数人の読書家や知識人が集まって決めたものであり、どうしても取りこぼしや選考委員の専門分野への贔屓が除外できないだろう。
被引用数というのは、学問の素人である一般の読者への影響の大きさではなく、学問のプロたる学者への影響の大きさを反映している。このことは、20世紀の中で、真に重要であった著作がどれであったのかを明らかにする上で、有利な特徴であると思う。なぜなら、第一に、一般の読者よりも学者の方が、自分の専門とする分野の著作の重要性に関してより適確な判断ができるからである。そして第二に、学者は影響力を持つ存在であり、学者が引用するということは、学者の影響力を介して、その著作が影響力を間接的に拡大させていることになるからである。
しかし、被引用数を基にしたランキングには、種々のバイアスが存在することも認めなければならない。
第一のバイアスは、より早くに出版された書物の方が有利だという点である。1901年に出版された本は、1990年に出版された本よりも10倍の期間だけ引用してもらうチャンスがある。ところが、結果はここから予想されるのとは全く逆であった。以下の表は、出版年を10年ごとに区切って、ランキング入りした著作の数を集計したものである。
出版年 冊数
1901~1910 1
1911~1920 3
1921~1930 3
1931~1940 5
1941~1950 8
1951~1960 10
1961~1970 17
1971~1980 20
1981~1990 19
1991~2000 14
表を見ると、20世紀前半の著作よりも、20世紀後半の著作の方が100位以内により多く名を連ねていることが分かるだろう。どうしてこのような結果が生じたのだろうか。上述のバイアスをひっくり返してしまうほどに、20世紀前半は生産性の低い時代であり、20世紀後半は多産な時代だったということなのだろうか?
おそらくそうではないだろう。第一に、著作が引用される頻度は、出版から時間を経ると急激に下がっていくものである。また、書物や学術雑誌の出版の総数は、時代が下るほど増加している。すると、過去の著作は、出版当時に高い割合で他著に引用されたとしても被引用数をそれほど稼ぎ出すことができず、近年の著作は、それと同じ割合で他著に引用されるだけで高い被引用数を叩き出してしまう、ということがありうると考えられるのである。この仮説が正しいとすると、上に述べたのとは逆に、比較的新しい著作の方が有利になるようなバイアスが存在していることになる。もっとも、パラドキシカルな結果は、単に、Google Scholarがインターネットからアクセスしにくい著作を正しく評価できていないために生じたものなのかもしれない。この点は後述することにする。
第二のバイアスは、言語の壁である。ある著作が引用されるためには、その著作が多くの学者が読める言語で書かれていなければならない。具体的には、著作は、英語でなければ引用されないのである。仮に革新的な著作が日本語で書かれても、その著作は高い被引用数を叩き出すことはできない。ゆえに、言語の壁によってランキング入りを阻まれている、隠れた名著が数多く存在していることになるのではないか?だが、これに対しては再反論が可能である。もし、ある著作が真に革新的なものであるなら、それは英語に訳されるはずである。そして英訳されたその著作が高い被引用数を稼ぎ出すだろう。もう一つの反論:ある学者が真に有能な学者であれば、彼は英語を必ずや習得し、英語で著作を書くだろう。これは両方とも大方正しいと思う。具体例を挙げれば、ロシア語で書かれたヴィゴツキーの著作や、フランス語で書かれたフーコーの著作や、ドイツ語で書かれたウィトゲンシュタインの著作は、真に革新的であったため、英訳され、高い被引用数を獲得したのである。第二に、ハンガリー生まれのマイケル・ポランニー、スペイン生まれのマニュエル・カステル、インド生まれのアマルティア・センは、とびきり優秀であったために、母国語ではない英語で著作を書くことができたのであった。
第三のバイアスは、自らの研究成果を本で発表する割合が高い領域の方が、不利だということである。10ページの論文に引用されても、1000ページの大著に引用されても、引用数のカウントとしては1回である。したがって、研究成果を小出しにして、論文で発表するのが一般的な研究領域の著作の方が、高い被引用数を得ることができるのである。フランス現代哲学の分野から、ジャック・デリダやジル・ドゥルーズがランキング入りを果たせなかったのは、おそらくこれが原因である。
第四のバイアスは、著作が真の名著であるかどうかに関わらず、著作を書くときに引用しなければならない著作が高い被引用数を獲得してしまうという点である。このバイアスは、被引用数で著作を評価する手法の本質的な欠点である。ランキングの上位を見てみると、用語を流行させた学者が散見される。誰もが知っている例を挙げると、クーンは「パラダイム」、マズローは「自己実現」、エリクソンは「モラトリアム」や「アイデンティティ」、シュンペーターは「イノヴェーション」、ベッカーは「人的資本」という言葉を流行させた張本人である。少し専門的な例を挙げるなら、サイモンは「限定合理性」、ギブソンは「アフォーダンス」、ポパーは「反証主義」ウィトゲンシュタインは「言語ゲーム」、マイケル・ポランニーは「暗黙知」、ボウルビィは「分離不安」というように、それぞれキーワードが連想されよう。そして、その用語の発端となった著作は、そのキーワードに言及する際に引用しなければならないために、被引用数が激増することになるのである。もっともこれに対しては、言葉を流行させたということは、真の名著であることの十分条件である、という反論があるかもしれない。
最後に、被引用数をGoogle Scholarで調査したことに付随する限界を指摘しよう。Google Scholarが把握している論文や書籍は、インターネット上からアクセスできるものに限定されている。つまり、紙媒体でしか存在が確認できない論文や書籍は無視されているわけである。すると、古い著作は、それを引用する著作の少なからぬ部分が紙媒体でしか手に入らないため、被引用数が過小評価されてしまっていると思われるのである。
また、明らかにランキング入りしていてよいはずの著作がランキングに入っていないということがある。私は哲学の分野にしか詳しくないので、哲学の分野の例しか挙げることができないが、ウィトゲンシュタインの『青色本・茶色本』および『論理哲学論考』がランキングに入っているにもかかわらず、彼の『哲学探究』が入ってこないのは、明らかにGoogle Scholarのエラーである。そしてこのようなエラーは、他の学問分野でも多々存在することが推測されるのである。
最後に
上述したように、被引用数に基づいたランキングには様々なバイアスが入り込んでいるので、順位にはたいした意味はないと私は考えている。しかし他方で、私は、100冊のリストに上がった著作の大半は、実際に後世に受け継がれるべき20世紀の名著であると信じている。このリストが、新たな著作や著者との出会いのきっかけになってくれれば幸いである。